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ヤミ金業者の特徴と見分け方

急に現金が必要になった場合、銀行の貸付融資ではすぐに現金を手にすることができないため、金融業者に融資を依頼することが一般的です。

しかし金融業者にも2種類あり、国もしくは都道府県に登録をしている業者と、登録をせずに貸金業を営むヤミ金業者があるため注意が必要です。

本来の貸金業者は貸金業法に基づき出資法の上限金利に従って貸し付けを行っていますが、ヤミ金業者の場合はこの貸金業法に則っていないため大変高額な利息が発生します。

その代わりに、銀行や大手貸金業者から融資を受けられないいわゆる「ブラックリスト」に載っていても融資を受けることが可能となっていることが特徴です。

一般的に銀行から融資を受ける場合の金利は2パーセントから15パーセント前後、大手貸金業者から融資を受ける場合は8パーセントから18パーセント前後ですが、ヤミ金の場合はルールが全くないため業者ごとで違いはありますが、低くて30パーセントから高い場合は80パーセントを超えることもあります。

取り立てについても、大手貸金業者の場合は合法的な取り立てのみで、電話連絡する際も1日3回まで、夜20時以降の電話連絡禁止など厳格なルールに則った取り立てとなっていますが、ヤミ金の場合は脅しや暴力などさまざまな取り立てをされる可能性があります。

また、借りた当人だけではなく、家族を含む親族や友人にまでも被害が及ぶことも少なくありません。

このような取り立てを受けた場合は自分の力ではどうにもならないため、司法書士や弁護士などの専門家に依頼するしか方法がありませんが、自分自身が債務者であるため自己破産などの債務整理で日常生活に支障が出ることは避けられません。

ヤミ金業者と貸金業者を見分けるにはいくつかあり、まず、登録証と登録番号があるかどうかを確認することが必要です。

正規に認可を受けた業者の場合は店頭などに必ず登録証と登録番号が掲示されています。

ただし、認可を受けて間もない場合は交付されていないこともありますが、金融庁の公式サイトでは認可直後でも確認することができます。

また、「ブラックでも即日融資可能」などの謳い文句で営業している業者や、連絡先が携帯電話のみで店舗を持たない業者などはヤミ金業者の可能性が高くなるので注意が必要です。

これらのことをきちんと確認しないと人生に関わることにもなりかねないので、急に現金が必要になった場合でもよく調べて業者を見極めることが大切です。

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