どんなにお金がないから苦しくても、決してやってはいけないことがヤミ金からお金を借りることです。
ヤミ金は5万円など小口の金額を貸し付けて、法外な利息を要求する業者で存在自体が犯罪であり、一度関わったら、最後までとことんお金を絞り取られます。
40代男性が、多重債務に陥ってしまい、総量規制の影響でカードの利用が停められてしまい、途方に暮れていました。
そんな時に、ネットでお金を貸しますと言う広告を見つけて飛びつきました。
電話をすると「当社では貸せないけど、貸してくれるところを紹介する！」と言って、違う電話番号を教えられ、取引が始まったケースがあります。
最初に借りたのは10万円でした。
利息は1週間で2割となっており、最初から利息分を先引きされて8万円が振り込みされました。
闇金の金利はよくトイチなど聞く事があると思いますが、最近のヤミ金はトイチどころではない高金利が普通になっています。
1週間後、早くも10万円の返済期日がやってきます。
ちょっとでも返済が滞ると、ものすごい剣幕で何度も何度も電話がかかってくるので、恐ろしくなって何とかしなければ思ってるところに、なぜかタイミングよく別の業者から、「お金を貸してあげましょうか？」と電話がかかってくるようです。
仲間の闇金とグルになって、集中的に貸し付けを行ってくるのがヤミ金の手口です。
業者によっては同じマンションの住民や子供の学校に、「○○さんのお金を返すように伝えてください！」と嫌がらせの電話をするなど、精神的な暴力で追い詰めて来ます。
そしてお金を払わせる続けるように仕向けて来ます。
一度でも、ヤミ金に関わってしまうとなかなか逃れることができません。
こうならないためにもまずは、ヤミ金には近づかないことを徹底してください。
他にも風俗雑誌やインターネットでの低金利貸付を謳っている広告には細心の注意を行ってください。
万が一関わりを持ってしまうと自分で解決はかなり難しいです、すぐに警察や弁護士に相談に行ってください。